1 12 Song.3.1 2 13 Song.3.2 3 14 Song.3.3 4 15 Song.3.4 5 16 Song.3.5 6 17 Song.3.6 7 18 Song.3.7 8 19 Song.3.8 9 20 Song.3.9 10 21 Song.3.10 11 22 Song.3.11
伝道の書 12
1 あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、「わたしにはなんの楽しみもない」と言うようにならない前に、 2 また日や光や、月や星の暗くならない前に、雨の後にまた雲が帰らないうちに、そのようにせよ。 3 その日になると、家を守る者は震え、力ある人はかがみ、ひきこなす女は少ないために休み、窓からのぞく者の目はかすみ、 4 町の門は閉ざされる。その時ひきこなす音は低くなり、人は鳥の声によって起きあがり、歌の娘たちは皆、低くされる。 5 彼らはまた高いものを恐れる。恐ろしいものが道にあり、あめんどうは花咲き、いなごはその身をひきずり歩き、その欲望は衰え、人が永遠の家に行こうとするので、泣く人が、ちまたを歩きまわる。 6 その後、銀のひもは切れ、金の皿は砕け、水がめは泉のかたわらで破れ、車は井戸のかたわらで砕ける。 7 ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。 8 伝道者は言う、「空の空、いっさいは空である」と。 9 さらに伝道者は知恵があるゆえに、知識を民に教えた。彼はよく考え、尋ねきわめ、あまたの箴言をまとめた。 10 伝道者は麗しい言葉を得ようとつとめた。また彼は真実の言葉を正しく書きしるした。 11 知者の言葉は突き棒のようであり、またよく打った釘のようなものであって、ひとりの牧者から出た言葉が集められたものである。 12 わが子よ、これら以外の事にも心を用いよ。多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。 13 事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。 14 神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである。
伝道の書 11
1 11 Eccl.11.1 2 12 Eccl.11.2 3 13 Eccl.11.3 4 14 Eccl.11.4 5 あなたは、身ごもった女の胎の中で、どうして霊が骨にはいるかを知らない。そのようにあなたは、すべての事をなされる神のわざを知らない。 6 朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。 7 光は快いものである。目に太陽を見るのは楽しいことである。 8 人が多くの年、生きながらえ、そのすべてにおいて自分を楽しませても、暗い日の多くあるべきことを忘れてはならない。すべて、きたらんとする事は皆空である。 9 若い者よ、あなたの若い時に楽しめ。あなたの若い日にあなたの心を喜ばせよ。あなたの心の道に歩み、あなたの目の見るところに歩め。ただし、そのすべての事のために、神はあなたをさばかれることを知れ。 10 あなたの心から悩みを去り、あなたのからだから痛みを除け。若い時と盛んな時はともに空だからである。
伝道の書 10
1 21 Eccl.10.1 2 22 Eccl.10.2 3 23 Eccl.10.3 4 24 Eccl.10.4 5 わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。 6 すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。 7 わたしはしもべたる者が馬に乗り、君たる者が奴隷のように徒歩であるくのを見た。 8 25 Eccl.10.8 9 26 Eccl.10.9 10 27 Eccl.10.10 11 28 Eccl.10.11 12 29 Eccl.10.12 13 30 Eccl.10.13 14 31 Eccl.10.14 15 32 Eccl.10.15 16 33 Eccl.10.16 17 34 Eccl.10.17 18 35 …
伝道の書 9
1 わたしはこのすべての事に心を用いて、このすべての事を明らかにしようとした。すなわち正しい者と賢い者、および彼らのわざが、神の手にあることを明らかにしようとした。愛するか憎むかは人にはわからない。彼らの前にあるすべてのことは空である。 2 すべての人に臨むところは、みな同様である。正しい者にも正しくない者にも、善良な者にも悪い者にも、清い者にも汚れた者にも、犠牲をささげる者にも、犠牲をささげない者にも、その臨むところは同様である。善良な人も罪びとも異なることはない。誓いをなす者も、誓いをなすことを恐れる者も異なることはない。 3 すべての人に同一に臨むのは、日の下に行われるすべての事のうちの悪事である。また人の心は悪に満ち、その生きている間は、狂気がその心のうちにあり、その後は死者のもとに行くのである。 4 すべて生ける者に連なる者には望みがある。生ける犬は、死せるししにまさるからである。 5 生きている者は死ぬべき事を知っている。しかし死者は何事をも知らない、また、もはや報いを受けることもない。その記憶に残る事がらさえも、ついに忘れられる。 6 その愛も、憎しみも、ねたみも、すでに消えうせて、彼らはもはや日の下に行われるすべての事に、永久にかかわることがない。 7 あなたは行って、喜びをもってあなたのパンを食べ、楽しい心をもってあなたの酒を飲むがよい。神はすでに、あなたのわざをよみせられたからである。 8 あなたの衣を常に白くせよ。あなたの頭に油を絶やすな。 9 日の下で神から賜わったあなたの空なる命の日の間、あなたはその愛する妻と共に楽しく暮すがよい。これはあなたが世にあってうける分、あなたが日の下で労する労苦によって得るものだからである。 10 すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。 11 わたしはまた日の下を見たが、必ずしも速い者が競走に勝つのではなく、強い者が戦いに勝つのでもない。また賢い者がパンを得るのでもなく、さとき者が富を得るのでもない。また知識ある者が恵みを得るのでもない。しかし時と災難はすべての人に臨む。 12 人はその時を知らない。魚がわざわいの網にかかり、鳥がわなにかかるように、人の子らもわざわいの時が突然彼らに臨む時、それにかかるのである。 13 またわたしは日の下にこのような知恵の例を見た。これはわたしにとって大きな事である。 14 ここに一つの小さい町があって、そこに住む人は少なかったが、大いなる王が攻めて来て、これを囲み、これに向かって大きな雲梯を建てた。 15 しかし、町のうちにひとりの貧しい知恵のある人がいて、その知恵をもって町を救った。ところがだれひとり、その貧しい人を記憶する者がなかった。 16 そこでわたしは言う、「知恵は力にまさる。しかしかの貧しい人の知恵は軽んぜられ、その言葉は聞かれなかった」。 17 静かに聞かれる知者の言葉は、愚かな者の中のつかさたる者の叫びにまさる。 18 知恵は戦いの武器にまさる。しかし、ひとりの罪びとは多くの良きわざを滅ぼす。
伝道の書 8
1 18 Eccl.8.1 2 王の命を守れ。すでに神をさして誓ったことゆえ、驚くな。 3 事が悪い時は、王の前を去れ、ためらうな。彼はすべてその好むところをなすからである。 4 王の言葉は決定的である。だれが彼に「あなたは何をするのか」と言うことができようか。 5 命令を守る者は災にあわない。知者の心は時と方法をわきまえている。 6 人の悪が彼の上に重くても、すべてのわざには時と方法がある。 7 後に起る事を知る者はない。どんな事が起るかをだれが彼に告げ得よう。 8 風をとどめる力をもつ人はない。また死の日をつかさどるものはない。戦いには免除はない。また悪はこれを行う者を救うことができない。 9 わたしはこのすべての事を見た。また日の下に行われるもろもろのわざに心を用いた。時としてはこの人が、かの人を治めて、これに害をこうむらせることがある。 10 またわたしは悪人の葬られるのを見た。彼らはいつも聖所に出入りし、それを行ったその町でほめられた。これもまた空である。 11 悪しきわざに対する判決がすみやかに行われないために、人の子らの心はもっぱら悪を行うことに傾いている。 12 罪びとで百度悪をなして、なお長生きするものがあるけれども、神をかしこみ、み前に恐れをいだく者には幸福があることを、わたしは知っている。 13 しかし悪人には幸福がない。またその命は影のようであって長くは続かない。彼は神の前に恐れをいだかないからである。 14 地の上に空な事が行われている。すなわち、義人であって、悪人に臨むべき事が、その身に臨む者がある。また、悪人であって、義人に臨むべき事が、その身に臨む者がある。わたしは言った、これもまた空であると。 15 そこで、わたしは歓楽をたたえる。それは日の下では、人にとって、食い、飲み、楽しむよりほかに良い事はないからである。これこそは日の下で、神が賜わった命の日の間、その勤労によってその身に伴うものである。 16 わたしは心をつくして知恵を知ろうとし、また地上に行われるわざを昼も夜も眠らずに窮めようとしたとき、 17 わたしは神のもろもろのわざを見たが、人は日の下に行われるわざを窮めることはできない。人はこれを尋ねようと労しても、これを窮めることはできない。また、たとい知者があって、これを知ろうと思っても、これを窮めることはできないのである。
伝道の書 7
1 30 Eccl.7.1 2 31 Eccl.7.2 3 32 Eccl.7.3 4 33 Eccl.7.4 5 34 Eccl.7.5 6 35 Eccl.7.6 7 36 Eccl.7.7 8 37 Eccl.7.8 9 38 Eccl.7.9 10 39 Eccl.7.10 11 40 Eccl.7.11 12 41 Eccl.7.12 13 42 Eccl.7.13 14 順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ。神は人に将来どういう事があるかを、知らせないために、彼とこれとを等しく造られたのである。 15 わたしはこのむなしい人生において、もろもろの事を見た。そこには義人がその義によって滅びることがあり、悪人がその悪によって長生きすることがある。 16 あなたは義に過ぎてはならない。また賢きに過ぎてはならない。あなたはどうして自分を滅ぼしてよかろうか。 17 悪に過ぎてはならない。また愚かであってはならない。あなたはどうして、自分の時のこないのに、死んでよかろうか。 18 あなたがこれを執るのはよい、また彼から手を引いてはならない。神をかしこむ者は、このすべてからのがれ出るのである。 19 …
伝道の書 6
1 わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。これは人々の上に重い。 2 すなわち神は富と、財産と、誉とを人に与えて、その心に慕うものを、一つも欠けることのないようにされる。しかし神は、その人にこれを持つことを許されないで、他人がこれを持つようになる。これは空である。悪しき病である。 3 たとい人は百人の子をもうけ、また命長く、そのよわいの日が多くても、その心が幸福に満足せず、また葬られることがなければ、わたしは言う、流産の子はその人にまさると。 4 これはむなしく来て、暗やみの中に去って行き、その名は暗やみにおおわれる。 5 またこれは日を見ず、物を知らない。けれどもこれは彼よりも安らかである。 6 たとい彼は千年に倍するほど生きても幸福を見ない。みな一つ所に行くのではないか。 7 人の労苦は皆、その口のためである。しかしその食欲は満たされない。 8 賢い者は愚かな者になんのまさるところがあるか。また生ける者の前に歩むことを知る貧しい者もなんのまさるところがあるか。 9 目に見る事は欲望のさまよい歩くにまさる。これもまた空であって、風を捕えるようなものである。 10 今あるものは、すでにその名がつけられた。そして人はいかなる者であるかは知られた。それで人は自分よりも力強い者と争うことはできない。 11 言葉が多ければむなしい事も多い。人になんの益があるか。 12 人はその短く、むなしい命の日を影のように送るのに、何が人のために善であるかを知ることができよう。だれがその身の後に、日の下に何があるであろうかを人に告げることができるか。